くるのプログラミング記録

プログラミングの感想とか解説とか。

すごいエンジニアと仕事すると楽しいよって話。

こんにちは、webエンジニアの くる です。

タイトル通りなんですが、すごいエンジニアと仕事すると楽しいよって話です。
当たり前だろ、と言われるとそうなんですが、思うところがあったので書いていく。




普段、開発をする中で、なかなか一人で業務が完結することはないかなと感じます。
ロールにもよりますが、一番ジュニアなエンジニアのロールだったとしても、チームリードのエンジニアやマネージャーと会話したり。
もしリードのエンジニアなら、マネージャーや他チームのリードと話したり。
また、マネージャーのロールなら、より上位のマネージャーやオーナー、また他のエンジニア以外の部署のステークホルダーと話したりと。



普段一人で開発は完結してます、って人は一旦スルーで。(そういう環境になっちゃうフェーズもたまになくもない...)


この記事では、そういう他人と仕事をする中での、特に技術パートに偏った話を前提とします。



ということで本題。「すごいエンジニアと仕事すると楽しい!」
当たり前じゃん?と言われるとまあそうなんですが、どっちかというとすごいエンジニアと仕事できる時間は貴重、みたいなニュアンスかも。

すごい、もなかなか雑な表現なんですが、何でもできるようなリードエンジニア、シニアエンジニアのようなイメージでもいいですし、何か一つの技術のことに特化してる人でもいいと思います。その分野が特に自分にとって強くない領域なら尚更。


そういう人と仕事すると楽しい。理由は簡単で、自分一人では得られないインプットがあるから。っすね。
未知の技術とか知らない概念ってそもそも触れることがないまま気づかなかったりすることが多いから。ここら辺が個人開発とか独学だと苦しい時が多いなーって感じます。(何でもキャッチアップしたりアンテナ張れるぜって人はまあ一人で完結できるかもですが)


じゃあ技術的にすごい人が全然いないのか、というとこれは難しい問題。twitterとかみてるとたくさんいる気もする。でも技術用語並べたりしてるだけでそんなにすごくない人もいるし、ソースコード実は全然書けない人もいたりしそう。でも逆も然り。発信してないだけですごい人もめちゃめちゃいる。マジでめちゃめちゃいる。

ここで、結局一緒に仕事したりコミットしたりするレベルで近くないと、真に他人の技術力を感じ取るのは難しいなあと思う部分があります。
同じチームで同じプロダクトを開発できるぐらいの距離がベストですね。この距離で感じ取る他人の技術力ってのが一番信用できるなと感じます。勝手に他人の技術力を測るなよって話はもちろんなんですが。。


じゃあ、同じチームで同じプロダクトで、ってなると、年間で直に接することができる人数って、まあまあ限界があるんですよね。
少ないチームだと1チーム3人とかもあると思いますし、多くても10人とかかなあ。それ以外もあるよ、って言われたらありえるだろうけど、それは多分コミュニケーションそこまでしない人とかがチーム内にいそう。そうなるとまた技術を真に感じ取れる距離かって言われたら難しいかも。

他チームですごい人、とかはもちろん目立つので同じチームじゃなくても全然気づけるのですが、じゃあそういう人から得られるものが多いかというと、多いけど同じチームじゃないとやっぱり解像度とか違うよなって思うところがあります。


ということで、何が言いたいかというと、「同じチームで技術力のあるすごいエンジニアと一緒に仕事できる機会は貴重」って話です。
チームとして一緒に開発できる人の数には一定の限界があるし、チームをコロコロ変えるのも現実は難しい部分もあるので、「同じチームにいる」って状況はとても貴重だなあという感じです。


すごいエンジニア、って表現に関しては、これは単にベテランの人と仕事できるのが貴重、ってよりは、自分目線で、この人から得られるものが多い。と感じれるかどうかかなーとは思います。超主観。でも主観でいいのです。
ベテランでもコード汚い人もいるし、1年目でも魂のこもったコード書く人もいます。経験が薄くても、「あ、この人にはいつか抜かされるな」って感じる人とかも全然いるので、そういう人から得られるものもかなり多いと思います。


そういう人と一緒に開発できる時間、これがかなり大事で、かつ安定して手に入れられるものでもないかな、と思うので、大事にしていくのがいいって話でした。




ちなみにこれを達成するだけなら、自分にとって少し背伸びした会社に頑張って入る、とかがいいのかな、と感じます。自分が一番チーム内で相対的にジュニアだと確率的にはいい人と巡り会えることが高まるかなとは思います。



ただ、単に自分よりキャリアのある人、シニアの人と仕事をすればいいっていうわけではないかなーと思うところはあります。
自分も業界に初めて入った時から数年は自分が一番ジュニア側でしたが、先輩に対して「数年したら同じ目線で話をできそう」みたいに思う場面もありましたし、真にすごいなあと感じれるタイミングというのはめっちゃ多いわけではないかなという感じです。(リアルで知り合いの方に対してはめっちゃ生意気ですみません、あくまで主観なので...)
もちろんこの人すげーって思いながら仕事することも多いですし、概念を学んで感動するタイミングもめっちゃあります。

大事なのは自分のエンジニアリング観として心の底からすごいって思えるかどうかかなーっていう主観かなと。



ちなみに、個人的にはすごいエンジニアと同じチームで開発できている間は、転職とか異動を踏みとどまってもいいかもしれない、と思う部分もあります。
転職とか異動をすると基本チームが変わっちゃいますよね。給料とかポジションが上がるのも大事ですが、一方で今自分がすごいと思えるエンジニアのような人と新しい場所で仕事をできるか、っていうと不安定だなと。それぐらいにはすごいと思える人と仕事をするってのは貴重かなと感じます。もちろん給料とかも伴わないとモチベが難しいので、結局動く時は動くんですが。




ってなわけで「すごいエンジニアと仕事すると楽しいよ」って話でした。





私事としては、僕は今8人ぐらいのチームのリード兼マネジメントで、一応シニア側のロールをしてますが、とても楽しくやれてます。
毎日自分の知らないことをみんなに教えてもらう日々。

自分も他人にいろんなinputをできるようなエンジニアになっていきたいですね。

おしまい。