くるのプログラミング記録

プログラミングの感想とか解説とか。

業務5年目終わりメモ。

5年目が終わった。もう完全にテックリードエンジニアです!


4年目終わり。
ningenme.hatenablog.com
3年目終わり。
ningenme.hatenablog.com
2年目終わり。
ningenme.hatenablog.com


プロダクト全体のアーキテクチャ検討に奮闘し続けた一年かな。



以下5年目までの技術スタック。


DB・データストア・ストレージ

oracle
mysql
aurora
redis
s3
kafka
msk

(触らなかったもの)
postgres
aws sqs
cassandra
memcached
dynamo
solr


今年はkafkaがめちゃめちゃ印象にある一年。自分のチームでイベントドリブンでやりたい要件が出てきて、kafka導入した。
初めてdbを触ったときのような難しさがあってめっちゃワクワクした。今も完全理解ってわけではないけど、ある程度把握はできた気がする。
ちなみに本番運用はこれからなので、まだ痛い目見れていない。
kafka自体の良さは結構感じれるものの、周辺のエコシステムが微妙に弱い感じがした。mskのiam対応言語が少なかったり、公式cliちょっと使いにくかったり。
まあでも自分のエンジニアリングパワーで解決すべきことではあるので、まだまだパワー不足だなと思った。
dbとかはあんまりノウハウ増えてないけど、自分の好きなstateの遷移を明確にするデータの持ち方とか、データのライフサイクルとimmutableを意識した設計とかが活きてくる場面がかなり増えて、こういう設計しておいて良かったなあというのを感じれた。普段から理論的に良いと自信持って設計してるものの、価値を感じれるのって1,2年スパンかかったりするので、この辺経験できてるのは僕の中の体験としてとても良い。
自分の設計に成功体験を、ね。


言語

rust
Kotlin
Java
typescript
go
c++

(触らなかったもの)

groovy
php
javascript
python

今年は新言語開拓なし!ただrustを可能な限り書いていた。
自チームのメインの言語に採用とかは流石に無理だけど、小さいアプリケーションとか、競技プログラミングとか、趣味開発とか、こまごました場面で意識的にrust書いてた。楽しい。
web api も batch も cli も書いてみたので、rustである程度やりたいことができる感は出てきた。今年はしっかりしたwebアプリを1つ作りたい気持ち。



フレームワーク

Axum (new)
Spring Boot
Junit
Next
React

(触らなかったもの)
Spock
Laravel
Fuel
Symfony
Vue
ReactNative

rustでaxumに触れたぐらい?かな。それもまあopenapi generatorとの噛み合わせが良さそうだから採用しただけで、深いところ理解できてない。
フレームワークへの興味は年々減っちゃうなあ。


CI/CD・IaC

terraform
cloud formation
github actions

(触らなかったもの)
code build / code deploy / code pipeline
ansible
screwdriver
chef
jenkins
concourse

ansible触る機会無くなって書き方忘れてきた。terraformある程度最初に書くと保守性いいし新規のソースも少なくて、メンテ最高だなってのを感じれた1年。いい意味でキャッチアップ少なく簡単にインフラ管理できるね、やっぱ手でリソース作るのは悪。PRで僕と握手!


コンテナ・インスタンス

K8S
ECS
ec2
docker

(触らなかったもの)
EKS
OpenStack
pivotal cloud foundry


趣味開発k8sが1年以上ぬるっと動いてて良い。k8sへの抵抗も無くなったし、ecs高いし、身の回りのプロダクトは業務でもecsなくしたいな。コスト気になりすぎる。


ネットワーク

CloudFront
Route53
ELB
nginx

(触らなかったもの)
apache
Kong
Amazon API Gateway



ほか

let's encrypt (new)
connect
newrelic
sonarqube
openapi generator
mybatis generator
aws step functions
Jmeter
pt-online-schema-change
grafana

(触らなかったもの)

prometheus
splunk


let's encrypt 初めて触った。便利〜。




技術スタックという目線だと今年も差分少なめ。rustとkafkaぐらいかな。

今年一年は、自分以外の人やチーム、全体アーキテクチャなどを考える場面がかなり多かった。コストとか将来性とか、マクロな視点で考えないといけない課題が多くて、なかなか大変。パフォーマンス出すには今までやってきてない技術とか知見、考え方が必要だなと感じた。
マイクロサービスのtobeがどうなっているか、は難しくないなと感じるけど、tobeのマイクロサービスへどう変化させるか、はかなり難しいなと感じる。自分の手の届かない部分が多くて、でもみんなのメンタルモデルを変えたり、組織のあり方も変えたりとかを考えないと、技術やアーキテクチャだけでは実現できない場面が多い。
難しいね。


イベントは今年度も引き続き出てた。findyさんに招待いただいて多くのlistenerの前で発表できたのは楽しかった。

モジュラモノリス徹底解剖vol.2〜実践者から学ぶLunch LT〜 - connpass


PRレビューとかは相変わらず結構やってる、今年度も1000ぐらい見てるかなあ。


あと今年度は、自分のチームのメンバーに新卒の方が加わったのでスキトラもかなり意識した。技術を伝えるというより思想を伝えることをかなり意識してる。
技術なんて僕はすぐ抜かされちゃうし、できるだけ高速道路を走ってもらいたいなという思いが強くなっちゃうなとここ一年感じた。



他の人をtrustできる領域を増やして、マクロなエンジニアリングをしていくのが今の自分のミッションかなと感じる。
マクロばっかりやって、小さいエンジニアリングができなくなるのは避けたいので、そこはかなり意識しておきたい。

手を全く動かせないマネージャーやおじさんが嫌いという1年目の頃からの尖った気持ちを忘れずに、自分にも刃を常に向けて、精進。




6年目は、エンジニアブログ出したいなと思っているのと、イベントも出たいね。

自分の身の回りぐらいなら技術力誰にも負けないぐらいの気持ちにはなってきてて、コンフォートゾーンにいる感覚が強くなってきたので、ある程度のことを成し遂げたら少し破壊的な動きもしたいなと感じる。自分に対するカオスエンジニアリング。


強くなりた〜〜い。